クラウドサービスによる被害

  クラウドサービスとは、インターネット上にデータを保管して自宅や外出先といった場所に捕らわれず同じデータを活用、共有出来るサービスの事です。そんなクラウドサービスによる被害とは、データの保存場所を提供している企業などがサービスを突然停止したり規約違反などといった理由で自分のデータにアクセス出来ずデータが取り出せなくなったりする被害の事を言います。

  クラウドとはまさに「雲」を語源としてその掴み所のない性質をいい、場所を意識せず情報にアクセス出来る環境をクラウドコンピューティングといい、それを利用して提供するサービスをクラウドサービス(一般的にクラウド)と呼びます。 もう少し具体的にお話しますと、外出先で撮影した写真や動画などを家にいる恋人や家族に見せたい場合、メールで送信する事も出来ますがその人数が多岐渡る場合は非常に面倒です。しかしクラウドを利用すると外出先で撮影した画像や動画はネット上に保存されるので友人や知人がそこにアクセスをすれば1回1回メールを送信せずとも自動的にデータがアップロードされるようになっていれば閲覧出来るというシステムになっています。 その他の使い方としては家ではデスクトップパソコンの大画面で漫画や書籍、新聞などの電子書籍を読み、通勤や通学の途中に利用する電車などではスマートフォンやタブレット型端末を利用して自分が読み進めた所までを自動的に共有し、何ページもめくることなく自動的に続きから読むことが出来るようになるサービスでもあります。 会社などで大切な資料をメモリースティックに持ち運び、壊れたり落としたりした場合は目も当てられませんが、インターネット上に保存しておけば忘れることも無くすこともないので、とても役に立つサービスだと言えます。

  しかし、そんな簡単かつ便利に使えるサービスだからこそ思わぬ落とし穴が存在していることも事実です。 例えばメモリースティックの場合は、落としたり無くしたり壊れない限りは使い続ける事が出来ますが、クラウドサービスを提供している所に保存したデータは、その企業が倒産したりアカウントがのっとられたり、規約に違反した場合は、永遠にデータにアクセス出来なくなるという危険性も備えています。 アクセス出来なくなったデータはネット上に彷徨い続け、何処かの誰かが「雲を掴むような思いになる」とクラウドを皮肉っていましたけれど、まさにその通りだと思います。

  つまり、データを保存しているのではなく「一時的に預けている」といった使い方になるわけです。もちろん自前でクラウドサービスを構築している人は除きます。 また情報を多くの人に簡単に共有出来てしまうので、思わぬ所から個人情報が漏洩してしまったり、見られたくない相手にまで情報が共有されるというリスクがあります。

  こういったリスクを知らないまま安易にクラウドが流行りだからといった理由でサービスを利用すると痛い目にあうので、必ずバックアップは別に控えるのがクラウドを正しく利用する為の賢い利用方法だと言えます。


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