警察庁が2014年度のサイバー犯罪に関わるデータを公開しました。
www.npa.go.jp/kanbou/cybersecurity/H26_jousei.pdf
ざっくりと見ていくとメールの標的型攻撃が前年比約3.5倍の1723件と増加したり、 ネットバンキングの被害は相変わらず過去最高を更新し被害総額が約29億ととてつもない金額になっています。 また、サイバー犯罪そのものの手口も複雑・巧妙・多様化が進んでいるようですね。
では、2015年度はどうなるのでしょうか。 より2014年度と変わらず被害は増加し手口はより複雑なものへと進化していくと思います。 そして被害を防ぐ有効な手段はないと思います。
ターゲットとなるのはパソコンではありますが実際に標的とされているのは 操作をしているのは人間です。 つまり利用者が進歩しない限り被害をこれ以上防ぐのは不可能というわけです。 全員が全員情報のスペシャリストではないので手口が複雑化すればより被害に遭う人が増加するのは明らかだと思います。